カラーコスメOEM国内トップシェアのトキワによるコラム
化粧品OEMの事例を紹介!トキワが手掛けた7つの成功事例から学ぶ商品開発のポイント
化粧品ブランドの立ち上げや新商品開発を考えている方にとって、信頼できるOEMメーカーの選択は重要な課題です。どのような商品が作れるのか、どんな開発プロセスを経るのか、そして最終的にどのような成果が得られるのか。これらの疑問は、多くの化粧品ブランド運営者や経営者の心に浮かぶことでしょう。
本記事では、化粧品OEMの第一線で活躍するトキワが実際に手掛けた開発事例をご紹介。フェイス商品からアイメイク、リップ商品まで、多岐にわたる商品開発の舞台裏や成功のポイントを詳しく解説しています。
これらの事例が、新たな商品開発や事業展開のヒントとなれば幸いです。
トキワでは
メイクアップ化粧品のOEM製造や、
小ロットでの化粧品製造
が可能です。
長年にわたり豊富な実績を持つため、化粧品のOEM製造が初めてでも安心して依頼できます。
ぜひご検討ください。
目次
リップ商品開発事例
リップ商品は、メイクアップの仕上げとして欠かせないアイテムであり、個性や気分を表現する重要な役割を果たします。最近では、保湿性や発色の良さはもちろん、マスク着用時の耐久性や、幅広い肌色に対応する色展開など、多様なニーズに応える商品開発が進んでいます。
ここでは、革新的な処方や色選定にこだわったリップ商品の開発事例をご紹介します。事例を通じ、色選びの重要性やOEMパートナー選定の基準、そして短納期・小ロット生産への対応など、リップ商品開発における重要なポイントを理解できるでしょう。
ANSUR ELLEN|口紅
MiU合同会社が展開する『ANSUR ELLEN』ブランドの新商品、口紅「ルージュ アンサー」の開発を担当しました。このブランドは「日々に色を灯す」というコンセプトを掲げ、誰にでも似合う色「エースカラー」の提供を目指しています。
同社が今回の開発において最も注力したのは、色の選定です。そこで、トキワが提供する50色近くのカラーチャートを活用。さまざまなパーソナルカラーの方に試していただき、理想の色を厳選することができました。色を選び厳選してゆく過程において、トキワの豊富なカラーバリエーションが大きな強みとなりました。
同社がトキワをOEMパートナーに選んだ理由には、短納期対応力・小ロット生産への対応・そして大手化粧品メーカーとの実績が挙げられています。特に、クラウドファンディングのタイトなスケジュールに対応できた点が決め手となりました。
完成した商品は、発色の美しさと使用感の良さで高評価を得ており、マグネット式容器も好評です。今後はさらなる商品展開を通じ、ユーザーの魅力を最大限引き出せるコスメブランドを目指しています。
アイメイク商品開発事例
アイメイク商品は、個性や気分を表現する重要なアイテムです。近年、長時間持続性や簡単な塗布方法、多様な目の形状に対応する商品など、ユーザーの細かなニーズに応える開発が進んでいます。
ここでは、誰でも描きやすいアイブロウ、極細で描きやすいアイライナー、一重まぶた向けのアイシャドウなど、それぞれの商品がどのようなコンセプトで開発され、どのような課題を解決したのかをお伝えします。
これらの事例から、ユーザーの悩みに寄り添った商品開発のプロセスや、技術革新がもたらす新しい可能性について学べるでしょう。
MANAKABURA|アイブロウ
MANAKABURAは、16年以上のキャリアを持つアイリスト、成田梨沙氏が立ち上げたジェンダーフリーでサステナブルなコスメブランドです。トキワでは、アイブロウペンシル&マスカラ「MAYUZUMI」の開発を担当しました。
「化粧品ブランドとしてありそうでなかったものを作りたい」という思いから、従来の枠にとらわれないアプローチを採用。同社は、性別や年齢に関係なく、誰もが自分らしさを追求できる商品を作りたいと考えていました。ストレスなく簡単に描くことができる眉メイク商品の開発に注力し、プロの技術がなくても理想の眉が描けるアイテムを生み出すことに成功しました。
TOKIWAを選んだ理由は、細部にこだわった独自のアイデアや従来の常識にとらわれない提案への柔軟な対応力です。また、ジェンダーフリーというコンセプトを理解した上で、さまざまな提案をしたという点も評価されました。
同社の今後の展望としては、目元全体に特化した商品ラインの拡大を計画しています。また、グローバル展開も視野に入れており、日本を代表するコスメブランドの1つとして認知されることを目指しています。
Assist Cosme|アイライナー
Assist Cosmeは、株式会社エヌ・アイ・アイが手掛けるコスプレに特化したオリジナルコスメブランドです。コスプレ業界のリーディングカンパニーとして、品質と使いやすさに定評のある商品開発を行っています。
TOKIWA KOBOでは、同社のホワイトアイライナー「アイライナーAS ピュアホワイト」の開発を担当しました。
同社は、日本製へのこだわり、発色の良さ、トレンドの迅速な取り入れを重視。特に、コスプレイヤーが求める鮮やかで劇的な表現を可能にする高発色の商品提供を目指しています。
TOKIWAを選んだ理由は、予算とロット数が希望に合致していたこと、アイライナー製造の豊富な実績があったことです。また、他社では対応できない要望にも柔軟に対応してくれる点も高く評価されました。
Assist Cosmeは今後、競争の激しいコスプレ化粧品市場で他社に負けない地位を維持し続けることを目指しています。
Mebop(ミーバップ)|一重まぶた専用コスメブランド
Mebopは、株式会社Melody Bouquetの一重まぶた向けのコスメブランドで、代表の岸本美咲さんは一重モデルのサックス奏者です。同社はTOKIWA KOBOを活用し、アイシャドウを開発しました。
Mebopは、一重まぶたの方の悩みに応える商品の提供に注力しています。特に「アイシャドウの色が見えづらい」「腫れぼったく見える」といった課題を解決するため、粒子サイズにこだわったラメや、一重・奥二重の平面的な印象を解消するブラウン系3色を採用しています。
TOKIWAを選んだ理由は、小ロットでも3色のパウダータイプのアイシャドウを製造できること、国内製造による品質の高さ、そして開発プロセスでの丁寧なサポートです。
同社の今後の展望としては、販路の拡大、アイメイク商品のラインナップ増加、そして一重メイクに関するコンテンツ発信の強化を目指しています。さらに、「一重のブームを作りたい」という夢も掲げています。
フェイス商品開発事例
フェイス商品は、メイクアップの土台となる重要なカテゴリーです。最近では、ナチュラルな仕上がりやスキンケア効果を併せ持つ商品が注目を集めており、OEM開発においてもこれらのニーズに応える革新的な商品が生まれています。
ここでは、トキワ独自の技術や成分を活用し、市場で高い評価を得ているフェイス商品の開発事例をご紹介します。
これらの事例を通じて、商品開発における課題解決のアプローチや、ユーザーニーズを満たす商品づくりのヒントを得られるでしょう。
皮膚科医 小林智子先生|サンスクリーン(日焼け止め)
皮膚科医の小林智子先生が手掛ける高機能コスメブランドの新商品、サンスクリーン(日焼け止め)の開発を担当しました。
小林先生は、患者様からの「スキンケア商品が多すぎてどれをどう使うと良いのかわからない」という声に応え、シンプルながら効果的なスキンケア商品の提供を目指しています。
特に重視されたUVケアについて、高SPF値でありながら使いやすい商品開発に取り組みました。ノンケミカル処方において、紫外線散乱剤の分散を最適化することで、均一な保護効果と優れた使用感を実現しています。
トキワをOEMパートナーに選んだ理由として、小林先生は「商品開発力に対する信頼」を挙げています。処方担当者から多くの提案がありましたが、将来的な海外展開も視野に入れ、高品質な商品開発ができるメーカーであることが決め手となりました。
完成した商品は、テストユーザーからも高い評価を得ることに成功。今後は商品の認知拡大と、より多くのアイテム展開を目指しています。
花占堂|ハイライト
小ロットからコスメを作ることのできるトキワのOEMサービス「TOKIWA KOBO」では、ジャムオーケストラ株式会社が手掛ける『花占堂』ブランドの商品、ハイライト「晄葵 KOKI」の開発を行いました。
花占堂は人相学をベースとしたブランドで、「顔つきが変わると、意識が変わる」「意識が変わると、行動が変わる」「行動が変わると、人生が変わる」というコンセプトを掲げています。
今回の商品開発においては、肌の自然なツヤを重視し、ユーザーの輝きを引き出すアイテムを提供したいという想いがありました。その気持ちを反映させ、ギラつきすぎず、ほどよい華やかさと自然な明るさ、透明感を出せる2色構造のアイテムが誕生しました。
花占堂がTOKIWA KOBOを選んだ理由は、パウダーベースの商品開発の専門性と、小ロットでの生産が可能でありながら、カスタマイズ性の高い商品開発ができる点でした。また、納期の正確さと迅速さ、高品質な仕上がりも評価していただいています。
今後の展望としては、熊野筆をはじめとする日本の伝統工芸や技術を世界に広めることを目指し、海外展開も視野に入れています。さらに、メイクアップ商品の拡充や、ブランドコンセプトに合う雑貨、香り系商品など、さまざまなアイテム展開を計画しています。
YouTuber・ヒカル|コスメブランド ReZARD beauty
人気YouTuberのヒカル氏が手掛けるコスメブランド「ReZARD beauty」のメイクアップラインを、トキワが共同開発しました。コンシーラーパレット・リップスティック・アイブロウスティック・クッションファンデーションなど、幅広いアイテムが商品化されています。
トキワは、インフルエンサーとの共同開発に注力することで、デジタル時代に即したスピーディーな商品企画と生産モデルの構築を目指しています。
ReZARD beauty の商品は、10代~30代の男性を中心としつつ、幅広い層に対応できるような色調と成分配合が特徴的です。各アイテムは使用感や機能性に優れており、ヒカル氏のReZARD Beautyに対する想いと、トキワの技術力が融合した商品の開発に成功しました。
まとめ
本記事では、トキワが手掛けた化粧品OEM開発の事例をご紹介してきました。フェイス商品、アイメイク商品、リップ商品と幅広いカテゴリーにわたる開発実績から、トキワの技術力と柔軟な対応力をご覧いただけたかと思います。
これらの事例を通じて、各ブランドの独自のコンセプトやニーズに合わせた商品開発、小ロット生産や短納期対応、高品質な商品づくりなど、トキワの強みがさまざまな形で活かされていることがおわかりいただけたと思います。
新たな化粧品ブランドの立ち上げや、既存ブランドの新商品開発をお考えの方は、ぜひトキワへご相談ください。豊富な経験と高い技術力を活かし、皆様の商品開発の成功に向けて全力でサポートさせていただきます。