カラーコスメOEM国内トップシェアのトキワによる化粧品OEM製造プロジェクトの事例・インタビュー記事
花占堂から登場!ハイライトのOEM製造にトキワを採用した理由
『花占堂』(かせんどう)は、ジャムオーケストラ株式会社が手掛ける、人相学をベースとしたブランドです。
「顔つきが変わると、意識が変わる」「意識が変わると、行動が変わる」「行動が変わると、人生が変わる」というコンセプトを掲げ、商品を使用する方の輝きを引き出せるようなアイテムを作っています。
今回、新商品であるハイライト「晄葵 KOKI」の開発をトキワにて担当させていただきました。新商品のOEM製造における背景や、TOKIWA KOBOを採用した理由について、詳しくお話を伺いました。
花占堂の商品開発
ー すでに展開されている商品とそのこだわりについて教えてください。
現在花占堂では、熊野筆とハイライトの2つを展開しています。
人相学の観点から、肌の艶が人に与える印象を大きく左右すると考えられているため、花占堂では肌の自然なツヤを重要視しています。そのため、上質な熊野筆と、今回新たに販売を開始したハイライトを通じ、自然なツヤ感を出すことにこだわっています。
ハイライトの開発においては、ギラギラしすぎず、ほどよい華やかさと自然な明るさ、透明感を出せる商品を目指しました。
その結果、濡れたような艶を生み出すピンクと、キラキラした輝きのある白の2色から成るハイライトの商品化に成功しました。2色であるため、TPOに合わせて艶感の調整や華やかさをプラスするなど、日々のメイクに柔軟に対応できるような商品に仕上がっています。
TOKIWA KOBOを採用した理由
ー ハイライトのOEM製造について、数あるOEMメーカーの中から、トキワ(TOKIWA KOBO)を採用いただいた理由について教えてください
これまでにスキンケア商品を作ったことはありましたが、メイクアップ商品となると最低ロット数が非常に大きくなってしまうという問題がありました。
また、実際にメイクアップ商品をOEM製造できるメーカーそのものもかなり限られており、私たちが求めるハイライトの手法や技術を実現できるメーカーを見つけるのにも苦労していました。
他社さんでも小ロットでの生産を請け負ってくれるところはあったのですが、小ロットの場合限られた処方の中から選ぶ必要があり、「作る」という感覚はなくなってしまうんです。
ですがTOKIWA KOBOはパウダーベースの商品開発を得意としており、私たちが求める処方やカスタマイズ性、技術要件を満たせるため、TOKIWA KOBOしかないと思い依頼することに決めました。
TOKIWA KOBOを用いた商品開発を振り返って
ー TOKIWA KOBOとの取り組みを通じて感じたことがあれば教えてください
私たちが考えるイメージを的確に伝えることが一番難しかったと感じていますが、それ以外のプロセスについては非常にシンプルかつスムーズだったと感じています。
ー スキンケア商品の開発に比べ、大変だったことや困ったことはありましたか?
パッケージや容器の選択肢が限られていたため、その中から選ぶ作業は大変でしたが、それ以外については特に困ることもなく進められました。
ー 納期の観点では、いかがでしたでしょうか
予想よりもずっと早く進んで、リードタイムに関する心配はまったくありませんでした。サンプル提出や最終の納品も、約束した日数で必ず出していただけましたし、本品納品までもすごく早かったです。
完成品についても、とても高級感のあるすごく素敵な仕上がりだったので、とても満足しています。
ー 周りの方からの反応はいかがでしたか
美容関係者からたくさんの好評を得ています。特に、粉質の細かさや、上質なツヤ感、商品自体のサイズが小さいため持ち運びに便利な点でも高い評価を得られています。
花占堂の今後の展望
ー 今後の商品展開や、どのようなブランドにしていきたいかを教えてください
熊野筆をはじめとする日本の伝統工芸や技術を世界に広めたいと考えています。そのため、海外展開も視野に入れています。
商品展開については、メイクアップ商品を増やしていくのはもちろん、それ以外にも弊社のコンセプトに合うような雑貨や香り系の商品など、さまざまなアイテムを提供していきたいです。
まとめ
今回は、小ロット&短納期のオリジナルブランド立ち上げサービス『TOKIWA KOBO』の事例として、ジャムオーケストラ株式会社様が開発したハイライト「晄葵 KOKI」の開発背景をご紹介させていただきました。