カラーコスメOEM国内トップシェアのトキワによるコラム
サロンオリジナルの店販商品でブランド力を向上|化粧品OEMのはじめかた
「サロンの売上を今後維持していくための効果的な施策を探している」
「サロンのブランディングをしたいが、どのように進めたらよいかがわからない」
サロンを経営されている方の中には、上記のような悩みや疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。サロンの売上を上げるには、集客はもちろん、サロンのブランドを強化することが重要です。
本記事では、サロンブランディングと売上アップに必要な要素や、サロン独自のオリジナル店販商品開発の重要性について解説しています。
また、これまでオリジナル商品を作ったことがない方でもチャレンジしやすい「TOKIWA KOBO」という小ロットから生産可能なOEMサービスについても紹介しています。
目次
サロンブランディングと売上アップに必要な要素
サロンの売上を上げるには、下記の要素が必要不可欠です。
- 固定客の増加:他店との差別化を図ることで、リピーターを増やす
- 客単価の増加:価値を伴う施術・店販商品の提供
- 高マージンサービス・商品の開発:経営指標と経理戦略を再構築し、利益率の高いメニューを導入
- クーポンに頼らない販売促進強化:サロンのブランディングを強化し、顧客からの信頼を獲得
これらの要素を実現するためには、サロンのブランディングを強化することが重要となります。
サロンブランディングは、単なる販促活動ではなく、サロンの価値を顧客に伝え、信頼を獲得するための継続的な取り組みです。
サロンブランディングを強化するには
サロンブランディングを強化するには、以下のような点を考える必要があります。
・顧客(再来・新規)にどのような価値・再来店する意味/理由を提供できるか
・従業員にサロンの持つ価値を理解させ、施術・店販販売時に活用してもらうか
・オーナー・店長・リーダーがブランド価値を最大化するための持続的な改善を行えるか
オリジナル店販商品の開発もブランディング強化施策の一環として、サロンのオリジナリティを高め、顧客との繋がりを深める有効な手段となります。
サロンブランディングとしてのオリジナル店販商品の重要性
サロンにおけるオリジナル店販商品の販売は、ブランディングや他店との差別化、収益向上の面で非常に重要な役割を果たします。
オリジナル店販商品は、サロンの技術力やこだわりを反映した商品として、ブランドイメージの向上に役立ちます。また、顧客がサロンのオリジナル商品を愛用することで、サロンにも愛着心が湧き、リピート率をアップさせられます。市販品とは異なるオリジナル商品の開発により、サロンならではの魅力を打ち出せるでしょう。
本章では、サロンのオリジナル商品が
・サロンの技術・施術・サービスの価値を高められる理由
・施術と組み合わせることで再来店を促せる理由
・経営基盤を強化できる理由
について解説します。
1.技術・施術・サービスの価値を高められる
オリジナル商品を作り販売することで、サロンの技術力や高い専門性を証明できます。
なぜなら、高品質なオリジナル商品を開発するには、サロン自らの技術力や知識の深さが求められるからです。他のサロンでは提供していないオリジナルの処方で開発することで、競合との差別化を図れます。
また、オリジナル店販商品は、サロンのこだわりや価値観を反映した商品として、顧客に高い付加価値を提供できるアイテムです。
サロンでしか手に入らない特別な製品を通じて、顧客はサロンの技術力やオリジナリティを実感できるでしょう。
2.施術との組み合わせによる再来店促進効果
オリジナル店販商品を施術メニューと組み合わせて提供することで、サロンへの再来店を促進する効果も期待できます。
例えば、サロンでの施術後に、使用した商品を店販で販売することで、顧客はサロンでの仕上がりを自宅でも再現できます。これにより、顧客はサロンでの施術とホームケアを通じて、質の高い美容体験を得られるのです。
オリジナル商品を定期的に購入してもらうことで、顧客とサロンの関係性を継続的に維持し、愛着や信頼を深めてもらうことも可能です。良好な関係性が築かれることで、顧客はサロンを定期的に訪れるようになり、リピート率の向上にも繋がります。
3.経営基盤を強化できる
施術やサービスからの収入に加え、オリジナル店販商品の販売により安定した売上を確保できるようになれば、収益が多角化し経営基盤の安定に繋げられます。
オリジナル商品が顧客に気に入られることで、客単価を継続的に向上させることも可能です。オリジナル商品によって顧客のサロンへの愛着心が高まることで、施術予約率の向上が期待でき、サロンの稼働率向上と収益率アップを実現できます。
上記のように、オリジナル店販商品の販売は、さまざまな側面からサロンの経営基盤を強化するのに役立つと言えます。
通常のオリジナルブランド創りのハードル
サロンがオリジナル店販商品を開発する際には、いくつかのハードルが存在します。
以下では、その主な課題について詳しく説明します。
1.最小生産単位の問題
オリジナル商品を開発する際の大きな障壁の1つは、最小生産単位の問題です。多くのメーカーでは、一定の製造ロットを満たさないと生産に着手できないため、少量生産のニーズに対応することが難しい傾向にあります。
とくに、中小規模のサロンにとって、大量生産に踏み切ることは在庫リスクが高く、資金面での負担も大きくなります。
2.コスト・在庫管理の課題
オリジナル商品の開発には、コストと在庫管理の課題も伴います。最小生産単位が大きい場合、製造コストが高くなり、商品の販売価格に影響を与えます。
また、大量生産した商品の在庫管理にも注意が必要です。需要予測を誤ると、在庫が滞留し、資金繰りに影響を及ぼす可能性があります。在庫管理のためのスペースや人員、システムの整備も必要となり、コスト増加に繋がります。
3.開発期間と投資効率の問題
オリジナル商品の開発には、一定の時間と投資が必要です。コンセプトの策定・処方開発・パッケージデザイン・生産体制の確立など、さまざまな工程を経る必要があります。
開発期間が長期化すると、投資に対するリターンを得るまでに時間がかかり、投資効率が低下してしまいます。
また、開発途中で市場ニーズに変化が生じた場合、商品の方向性を修正する必要があり、さらなる時間と費用が発生することになります。
TOKIWA KOBOのソリューション
オリジナル店販商品を開発するには、最小生産単位、コスト・在庫管理・開発期間と投資効率の面で、さまざまなハードルが存在します。これらの課題を解決するためには、適切な生産体制の選択や需要予測の精度向上、開発プロセスの効率化などが求められます。
TOKIWA KOBOは、メイクアップ化粧品の開発において50年以上の経験を持つトキワが提供する、スタートアップや新規事業者向けのOEMサービスです。毎年500種類以上の新商品開発に携わるプロフェッショナルが、お客様のご要望に最大限応えながら、満足のいくブランド立ち上げをサポートいたします。
本サービス専門のラボと製造プロセスの最適化により、最短2ヶ月、最小ロット数1,000個という短納期・小ロット開発を実現。リスクを抑えながら、旬を捉えた商品の迅速な市場投入が可能です。
また、国内外の大手コスメブランドの製品開発で培ったノウハウを活かし、容器・処方・色合いなどを選択することで、ハイブランドクオリティのオリジナル店販商品を開発できます。
TOKIWA KOBOは一般的なOEMサービスと比べ最小ロット数が少なく納期も短いため、事業リスクを抑えることが可能です。メイクアップ化粧品事業への参入を検討されている方には、TOKIWA KOBOから始めることをおすすめしています。
まとめ
サロンの売上アップには、サロンオリジナル店販商品の開発が効果的です。オリジナル商品は、サロンのブランディングに大きく貢献し、他店との差別化を図れます。また、施術メニューとの組み合わせで提供することで、サービスの付加価値を高め、単価アップに繋げることも可能です。
しかし、オリジナル商品を作る際に依頼するOEMメーカーの多くは、最小ロット数が大きく、小規模サロンにとっては在庫リスクが高くなってしまいます。また、開発期間も長くなりがちなため、スピーディーな対応は難しいのが現状です。
そこで、小ロット・短納期対応が可能なTOKIWA KOBOがおすすめです。TOKIWA KOBOは最小ロット数1,000個、開発期間最短2ヶ月を実現しているため、資金面や在庫管理のリスクを大幅に軽減できます。
毎年500種類以上の新製品開発に携わっている経験とノウハウを持つトキワだからこそ、高品質な商品の迅速な開発が可能です。