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商品開発

コンシーラーをOEM製造する際のポイント【メイクアップ化粧品OEM解説シリーズ】

ベースメイクのうち、ファンデーションでは隠しきれない肌悩みをカバーするために活用するのがコンシーラーです。

本記事では、コンシーラーをOEM製造する際に知っておきたいポイントを解説します。

コンシーラーのOEM製造とは

OEMとは「Original Equipment Manufacturer」の略語で、他社のブランドの製品を製造すること、または製造を請け負う企業を意味します。

コスメを製造・販売するためには行政から「化粧品製造業」ならびに「化粧品製造販売業」のライセンスが必要です。一方、許可を持つOEMメーカーが製造する場合は自社でのライセンス取得は不要なため、コストブランドを立ち上げるハードルが下がります。

コストやリスクを抑えられる上、OEMメーカーが持つ化粧品製造販売のノウハウを活用できる点もメリットです。ライセンス取得ならびに生産設備の立ち上げにかかる費用や時間を省き、スピーディーにオリジナルのコンシーラーを開発・販売まで行えます。

新たにコスメブランドを立ち上げ、オリジナルのコンシーラーを製造・販売したい場合は、OEM製造を検討しましょう。

コンシーラーで解決できる悩みとは

コンシーラーはファンデーションやアイメイク用のコスメよりも目立たない商品ですが、ベースに活用すると仕上がりに大きな変化がでるアイテムです。ここでは、コンシーラーで解決できる3つのトラブルを紹介します。

ニキビ痕

コンシーラーはニキビ痕を薄く見せたり隠せます。思春期にできたニキビの痕が残っていたり、肌荒れで目立つニキビ痕はファンデーションをのせる際に目立ちます。しかし、コンシーラーでおさえると凸凹が軽減されたり色味をおさえられる効果が期待できます。

シミ

年齢とともに気になる肌トラブルにシミがあります。シミは小さなものでも肌全体のトーンに影響を及ぼすため、コンシーラーで色味をおさえて肌トーンを明るく見せることが必要です。

くま

血行不良や体調不良によって目の下にくまが目立つ場合もコンシーラーが活躍します。もともとくまが出やすい人は欠かせないケースも。くまは青みがあるため肌色でなくワントーン明るい色やオレンジに近い色など、様々なカラーの選択肢があります。

OEMで製造可能なコンシーラー

はじめてコンシーラーの製造を依頼する場合、入念なリサーチが求められますが中でも種類の把握は最初に行いたいポイントです。ここではOEM製造が可能なコンシーラーの例を5種類紹介します。

リキッドタイプ

リキッドタイプは液状でとろりとしたテクスチャが特徴です。一口に液状と言っても、サラサラしたものから、こっくりしたテクスチャーのものまで各メーカーが特色ある商品を発売しています。肌の悩みに合わせてテクスチャを変えていきます。

ペンシルタイプ

ペンシルタイプは鉛筆のような見た目で、くり出して使うタイプと削りながら使うタイプにわかれます。細かな箇所にポイント付けしやすい特徴を持つため、小鼻やピンポイントのシミの使用に適しています。

スティックタイプ

リップクリームのようなしっとりとした質感が特徴的なスティックタイプは、広めや大き目の肌トラブルを隠したい場合に適しています。

クリームタイプ(パレット)

複数のカラーが入っているものは色を混ぜて調整することもでき、肌の色や隠したいポイントにあわせて広く活用できるメリットがあります。かなりしっとりとしたテクスチャーで、カバー力が高いです。

上記に挙げたように、コンシーラーの種類は多いため、ターゲットの年齢層や悩み事に合わせたタイプの選択が大切です。

コンシーラーをOEM製造する際のポイント

OEMメーカーに委託することで、自社内にノウハウがなくてもコンシーラーを製造することは可能です。ただし、できる限りスピーディーに希望通りの製品を作るにはいくつかのポイントがあります。ここではコンシーラーをOEM製造する際のポイントを3つ紹介します。

コンセプトやターゲットの定義

第一に自社内で商品のコンセプトやターゲットを固めましょう。なぜ開発に踏み切ったのかや誰向けに製造するのかを決めると商品の種類が絞られたり方向性が見えてきたりします。コンセプトが定まらない場合は製造会社にアドバイスを求める方法もありますが、社内でイメージを固めると商品開発へのイメージを共有できたりモチベーション維持に効果的です。

コンシーラーを得意とするOEMメーカーの選定

一口にOEM製造と言っても、メーカーによって得手不得手が異なります。ベースメイクやスキンケア商品に強い会社やポイントメイクに強い会社などがあるため依頼する前にコンシーラーの製造実績豊富だったり、取り扱う種類が多かったりするところを選びましょう。どれだけ製造コストが安価であっても、製造経験がない会社を選択すると要望と異なる商品になったり、トラブルに繋がる可能性があります。

最小ロット数および納品時期の確認

コンシーラーを含む化粧品を納品してもらいたい時期や製造量を決めてから、OEMメーカーを選定することもポイントです。化粧品のOEM製造には処方決定や容器の選定、デザイン作成など複数の工程があります。

初回打ち合わせから納品まで半年から1年程度かかるのが一般的ですが、予期せぬトラブルで遅れることも考えられます。余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。また、初期費用や在庫のリスクを抑えるためにはできる限り小ロットから発注できるメーカーを選びましょう。

OEM製造でのトキワの強み

トキワは50年以上にわたる製品企画・開発の経験があるメイクアップ化粧品OEMメーカーです。ここではコンシーラーのOEM製造にトキワが適している理由を3つ紹介します。

世界最高水準の品質

人の肌に直接触れる化粧品は高品質であることが求められます。トキワには厳しい品質検査基準やGMP準拠の生産管理体制があります。

トキワの日本国内の工場は化粧品製造販売業、医薬部外品製造販売業の許可に加えてISOも取得。米国・中国・フィリピンの生産拠点でも現地の規制に沿って各種許可を取得済みです。国内外のプレステージ化粧品ブランドから認められた世界最高水準の品質で、オリジナルのチークを製造できます。

納期の順守と最高のサービス

トキワは開発から原料調達、製造、納品までをワンストップで提供できます。製品の種類によっては発注後、最短2カ月というスピード納品も可能なため、お急ぎの場合はトキワへご相談ください。

また、年間500種類以上の新商品開発に携わるカラーコスメ開発のプロによるサポートもトキワならではのサービスです。必要に応じてECサイト立ち上げやマーケティング戦略実装もお手伝いします。自社に化粧品製造のノウハウがない場合でも安心して依頼くださいませ。

イメージを具現化できる

コスメを作る上では処方に加えて、感性に訴えかける容器デザインやイメージも大切です。イメージをできる限り忠実に具現化できるよう、トキワにはオリジナルの生産設備がそろっています。また、高い生産技術により難易度の高いものや複雑な工程を持つ製品も製造可能です。

50年以上の化粧品製造の経験を活かし、イメージに沿った処方や容器の提案もいたします。

まとめ

コンシーラーには大きく分けて5つのタイプがあり、使用感や仕上がりが異なります。ターゲットやコンセプト、剤形や容器といった製造したい商品や納期・発注量のイメージができたら、希望通りの製品を作ってもらえるOEMメーカーを選定しましょう。

トキワは50年以上にわたって国内外のコスメブランドの製品を企画・開発してきた実績を持つOEMメーカーです。化粧品のOEMが初めてでも高品質なオリジナル製品作りをサポートできますので、お気軽にお問い合わせください。

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