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化粧品OEM

アイライナーをOEM製造する際のポイント【メイクアップ化粧品OEM解説シリーズ】

目元の印象を変えるために使われるアイライナー。本記事ではアイライナーのOEM製造について、作れる種類やOEMメーカー選定から納品までの流れ、成功させるためのポイントを紹介します。

トキワの豊富な実績をもとに
化粧品のOEM製造をサポートいたします!

トキワではアイライナーを含むカラーコスメのOEM製造が可能です。

豊富な実績と確かな技術力を活かし、化粧品OEMが初めての方でも安心してご依頼いただけるようサポートいたします。

アイライナーのOEM製造とは

OEMで製造したアイライナーのイメージ

オリジナルのアイライナーを作る際、OEMメーカーに製造を委託するのが一般的です。

化粧品の製造販売には、「専門的な設備を持つ工場」と「国が認可したライセンス」が必要です。専門的な設備には、清浄度の高い製造環境、微生物検査設備、原料の精密計量器などが含まれます。ライセンスとは、厚生労働省が発行する「化粧品製造業許可」と「化粧品製造販売業許可」を指します。

これらの設備やライセンスの取得には多額の投資と専門知識が必要になるため、新規参入企業が自社で全て揃えるのは困難です。そのため、工場やライセンスを持っていない場合は、既に必要な設備とライセンスを保有し、化粧品の製造販売で多くの実績を持つOEMメーカーに依頼することが効率的な選択肢だといえます。

自社だけのアイライナーを作れる

目元の印象を左右するアイライナーは、アイメイクの中でも特に重要なアイテムです。複数のアイテムを使い分けている人も多いため、消費者のニーズに応えられるオリジナル商品を作れば受け入れられる可能性は高いでしょう。

OEMメーカーのノウハウを活用すれば、自社で経験がなくてもアイライナーの製造販売ができます。

コロナ禍でアイメイクの需要が高まった

コロナ禍はメイクアップの傾向にも影響を与えました。人と会うときにマスクをつけることが前提となり、マスクで隠れないアイメイクに注目が集まりやすくなりました。

またオンライン会議の際に目をより大きく、はっきりと見せたいというニーズも増えたことで、以前よりアイメイクの需要は高くなっています。需要の高まりによって販売チャンスが増加していることから、自社でアイメイクをはじめとしたコスメを製造する企業も見られます。

OEMで製造できるアイライナーの種類

OEMで製造できるアイライナーには4種類あります。それぞれの特徴によって仕上がりが異なるため、なりたいメイクやその日の気分で複数のアイテムを使い分ける人も少なくありません。

本章では、アイライナーの種類を紹介します。

特徴や使われ方を押さえた上で、OEMメーカーと相談しながら製造するアイライナーの種類を選ぶのがおすすめです。

ペンシルリキッド
ジェル
パウダー
発色良い良いとても良いやや悪い
耐水性高いやや高い高い低い
耐皮脂性やや高い高いやや高い低い
太さ調整の容易さ簡単とても簡単やや難しいやや難しい
修正の容易さ簡単やや難しい簡単とても簡単

ペンシルタイプ

ペンシルタイプのアイライナーには大きく分けて2種類あります。1つは名前の通りに鉛筆型のもので、もう1つは芯の部分がプラスチックのケースに包まれており、少しずつ繰り出して使う形状のものです。発色が自然でメイクの修正もしやすいことがペンシルタイプの特徴です。使い勝手が良いため、初心者から上級者まで幅広く使われています。

リキッドタイプ

リキッドタイプはペン型のアイライナーです。筆ペンや蛍光ペンの仕組みに似ており、先端にリキッドを染み込ませた筆、もしくはフェルト片がついています。水がベースの処方のため速乾性が高いことと、力加減によってアイラインの太さを調節しやすいことが特徴です。発色が良いため、はっきりとしたアイラインを好む人に向いています。

パウダータイプ

ペンシルやリキッドのような細い線を描くのはできませんが、修正はしやすく、ふんわりとした雰囲気に仕上げたいときに向いています。アイシャドウの延長のようなイメージで、濃い色を目の際に入れると印象がはっきりします。濃いメイクが好みでない、もしくは状況的にふさわしくないけれど目を大きく見せたいときに重宝します。

ジェルタイプ

ジェルタイプのアイライナーはペンシルタイプより柔らかく、リキッドタイプよりは硬いテクスチャーが特徴です。芯状になっていて繰り出しながら使うものと、小瓶に入ったものを筆にとって使うものがあります。発色が良いため、くっきりとしたアイラインが描けます。リキッドタイプより修正がしやすい点もメリットです。耐水性に優れています。

アイライナーOEM製造の3つのポイント

アイライナーをOEM製造する際、イメージ通りの商品を作ってもらうにはどうすればよいのでしょうか。特に初めてOEM製造を依頼する場合は、何から手をつけるべきか迷う人もいるかもしれません。

OEM製造を成功させるために、発注前に押さえておきたいポイントは3つです。OEMメーカーを選ぶ際に参考にしてみてください。

商品イメージを固める

「どのようなアイライナーを作りたいのか」まずは自社で商品イメージを固めておくことが大切です。ターゲットやコンセプトを絞ったり、アイライナーの種類を決めたりすることから始めるのも方法の一つです。

中には、消費者リサーチなどを通して知見を持っているOEMメーカーもあります。自社で商品イメージを固めた上で、さらに改善できるところがないか相談してみるのもよいでしょう。

最小ロット数を確認

最小ロット数はOEMメーカーによって異なります。リスクを抑えるためには少量の注文にも対応できるOEMメーカーがおすすめです。

一方で、ある程度のボリュームを一度に注文するほうが商品1個あたりの製造コストが安くなる傾向にあります。OEMメーカーを選定する際は最小ロット数に加えて、コストと利益のバランスも考慮します。

デザインや種類・色の選択肢を確認

OEMメーカーを選ぶ際は、デザインや種類・色の選択肢も確認すべき項目の一つです。商品イメージを持ち込み、対応可否を確認してもらいましょう。

一般的に要望が多いほど開発に時間がかかり、製造コストが高くなります。予算や商品販売時期も踏まえた上で、対応可能な範囲をOEMメーカーとすり合わせてから契約に臨みましょう。

アイライナーのOEM製造の流れを解説

アイライナーのOEM製造の流れを解説します。大まかな流れは以下の通りです。

1.競合のリサーチやコンセプトの選定
2.化粧品OEM事業者との打ち合わせ
3.製造ロットの決定
4.製品仕様の決定(処方や容器・パッケージ等)
5.見積・契約、発注(薬事申請手続きを含む)
6.製造開始・納品

上記のスケジュールには、薬事申請手続きにかかる時間も含まれます。

製品仕様が確定するまでおよそ3~6ヶ月、仕様確定後発注をして完成した製品が納品されるまでに約3~4ヶ月程度はかかるため、全体では1年ほどかかる場合があります。なお、商品の処方によっては開発にさらに時間を要する可能性があることを押さえておきましょう。

コスメブランド立ち上げ時の課題

OEMメーカーに製造を依頼することで、コスメブランドを立ち上げるハードルは低くなります。一方、新規事業の立ち上げにはトラブルや課題がつきものです。

本章ではコスメブランドを立ち上げる際に考えられる課題を解説します。事前にしっかりと準備したり、OEMメーカーのノウハウを活用したりすることで乗り越えられるでしょう。

販売までに手間と時間がかかる

コスメブランドを立ち上げる際、実際に商品をリリースするまでには多くの手間と時間がかかります。たとえば、コスメブランドのコンセプトや商品ラインナップ、販売方法を考える必要があります。

できる限り早く販売したいと思うかもしれませんが、想定外のトラブルが発生することも考えられるため、スケジュールには余裕を持ちましょう。

化粧品製造に対する知識が不足している

人の体に直接触れる化粧品を製造するには、品質や安全性を確保するためのさまざまな規制に従う必要があります。コスメブランドを立ち上げるまでに、化粧品製造に関する理解をある程度深めておきましょう。

理解不足のままアイライナーの製造・販売を進めると、薬機法などの関連法令に抵触して罰せられるおそれもあります。

OEMメーカーに問い合わせた時点で、競合のリサーチやコンセプトの選定はすでに行っている場合もあるでしょう。しかし、メーカーは業界の専門的な視点を持つため、あらためて確認してみることをおすすめします。

また、商品の大枠が決定しても、処方内容に時間を要する可能性もあります。OEMメーカーが持っている処方内容を活用する場合はそれほど時間を要しませんが、完全にオリジナル処方で商品を開発する際は、最低でも1年程度は期間がかかると想定しておきましょう。

OEM製造におけるトキワの強み

トキワは50年以上にわたる製品企画・開発の経験があるメイクアップ化粧品OEMメーカーです。ここではアイライナーのOEM製造にトキワが適している理由を紹介します。

世界最高水準の品質

人の肌に直接触れる化粧品は高品質であることが求められます。トキワには厳しい品質検査基準やGMP準拠の生産管理体制があります。

トキワの日本国内の工場は化粧品製造販売業、医薬部外品製造販売業の許可に加えてISOも取得。米国・中国・フィリピンの生産拠点でも現地の規制に沿って各種許可を取得済みです。国内外のプレステージ化粧品ブランドから認められた世界最高水準の品質で、オリジナルのアイライナーを製造できます。

処方と容器の同時開発

トキワでは、処方部門と容器部門が一体となって開発を行うことで、製品化までの期間を大幅に短縮し、品質の安定性を高めています。処方と容器の同時開発という独自のアプローチにより、低粘度の中身を繰り出し使用できるリップや、1本に多色が入ったペンシルなど、新しい発想の製品を数多く生み出してきました。

400件以上の特許技術を保有し、100名を超える研究開発者が在籍するグローバルテクノロジーセンターでは、常に最先端の製品開発に挑戦しています。トキワは、処方・容器の一体開発から製造・納品までのワンストップサービスを提供し、お客様の画期的なイノベーションの実現をサポートします。

納期の順守と最高のサービス

トキワは長年の経験と高度な技術を活かし、スピーディーかつ高品質な製品提供を実現しています。最新の設備と熟練のスタッフが連携することで、質の高い製品を短期間で製造可能。これにより、顧客の急なニーズにも対応できるのです。お急ぎの場合でもぜひご相談ください。

年間500種類以上の新商品開発に携わるカラーコスメ開発のプロによるサポートも、トキワならではのサービスです。必要に応じてECサイト立ち上げやマーケティング戦略実装もお手伝いします。自社に化粧品製造のノウハウがない場合でも安心してご依頼ください。

イメージを具現化できる

コスメを作る上では処方に加えて、感性に訴えかける容器デザインやイメージも大切です。イメージをできる限り忠実に具現化できるよう、トキワにはオリジナルの生産設備がそろっています。高い生産技術により、難易度の高いものや複雑な工程を持つ製品も製造可能です。

50年以上の化粧品製造の経験を活かし、イメージに沿った処方や容器の提案もいたします。

まとめ

化粧品の製造販売ができるOEMメーカーに委託することで、設備やライセンスがなくてもオリジナルのアイライナーを作れます。豊富な実績やノウハウがあるOEMメーカーを選ぶことで、よりイメージに近い商品を作れるでしょう。

特にアイライナーは処方と容器のマッチングが品質上非常に重要なので、処方と容器を共に開発しているOEMだと安心です。

化粧品開発の悩みをプロに相談できます!

トキワは、国内ではカラーコスメ受託製造において10年連続シェアNo.1*であり

世界最高水準の品質を維持しながら、ワンストップのサポートを提供しています。

化粧品のOEM製造が初めてでも安心してご依頼いただけます。

ぜひご検討ください。

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*参考:株式会社矢野経済研究所「化粧品受託製造・容器・原料市場の展望と戦略」

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