OEMコラムTOKIWA COLUMN

カラーコスメOEM国内トップシェアのトキワによるコラム

化粧品OEM

メイクアップ化粧品に強いOEMメーカー|トキワの強みをご紹介!

株式会社トキワは、国内メイクアップカラー化粧品受託製造市場において10年以上(※)連続でNo.1を誇り、2023年度は約34%のシェアを占める企業です。

持続可能な事業成長と社会貢献の両立を目指し、人にも環境にも優しい製品の開発を続け、環境問題や社会課題を解決するサステナビリティ経営にも力を入れています。本記事では、トキワの3つの強みとサステナビリティへの取り組みについてご紹介します。

※矢野経済研究所 「2024年版化粧品受託製造・容器・原料市場の展望と戦略」などより当社調べ

トキワではメイクアップコスメのOEM製造が可能です。
長年にわたり豊富な実績を持つため、化粧品のOEM製造が初めてでも安心してご依頼いただけます。ぜひご検討ください。

強み① イノベーション|化粧品OEM業界をリードする技術力

1つ目の強みは「イノベーション」です。トキワは長年にわたる経験と継続的な技術革新により、業界をリードしてきました。顧客のニーズに応える柔軟な対応力と独自の技術開発力が、トキワの競争優位性の要因となっています。

イノベーションにおいては以下の3つの要素が挙げられます。

  • 1.処方と容器の同時開発
  • 2.独自設計と特許技術
  • 3.アイデアを具現化する生産技術

これらを掛け合わせ、トキワは化粧品OEM業界でリーディングカンパニーとしての地位を確立。顧客のニーズに応える革新的な製品を提供し続けています。本章では、トキワのイノベーションにおける3つの要素について詳しく解説します。

処方と容器の同時開発

トキワでは、処方と容器の同時開発を行っています。処方部門と容器部門が並行して開発を進めることで、一般的な順次開発方式と比較し、製品化までの時間を大幅に短縮することが可能です。処方と容器の相互作用を早期段階から考慮することで、最終的な製品の安定性も向上します。

処方と容器の同時開発という独自の開発アプローチにより、トキワは数多くの先進的な製品を世に送り出してきました。

  • ・低粘度の中身を繰り出し使用することが可能なリップ製品
  • ・1本に多くの色が入ったペンシルタイプの製品

これらの製品は、処方と容器の同時開発があったからこそできた画期的なイノベーションの成果と言えるでしょう。

独自設計と特許技術

トキワは1948年の創業以来、製品に対する独自の容器設計へのこだわりを貫いてきました。長年にわたる革新的な取り組みの結果、現在では400件以上もの特許技術を保有しています。

技術革新の中心となっているのが、グローバルテクノロジーセンター。研究開発拠点には100名以上の研究員が在籍しています。日々世界に向けた革新的な製品開発に取り組んでおり、化粧品の処方開発から容器設計まで、幅広い分野での研究が行われています。

アイデアを具現化する生産技術

トキワの生産技術の特徴として、オリジナルの生産設備を内製していることが挙げられます。オリジナルの生産設備によって実現困難な特殊な製造プロセスや、独自の製品仕様にも柔軟な対応が可能です。

また、効率を重視した生産方法の開発にも力を入れています。迅速かつコスト効率よく高品質な製品の製造を可能にし、顧客の多様なニーズに応えるとともに、市場への素早い製品投入を実現しています。

トキワの生産技術は、複雑な仕上げ工程にも対応。メイクアップ製品は最終的な仕上がりが魅力を大きく左右するため、仕上がりは非常に重要な要素です。トキワの高度な仕上げ技術により、美しく機能的な製品を一貫して生産することが可能です。

強み② トキワ品質|世界最高水準の品質と信頼性

トキワ品質とは、株式会社トキワが長年にわたり培ってきた、高品質な化粧品製造に関するアプローチのこと。これは製品の品質管理だけでなく、開発から製造、納品に至るまでの全プロセスを網羅する、トキワ独自の品質基準です。

本章では、トキワ独自の品質基準や、ワンストップサービスについて詳しくご紹介します。

世界最高水準の品質

トキワでは独自の厳しい品質検査基準を設けており、化粧品GMP(Good Manufacturing Practice)に準拠した生産管理体制を構築。

化粧品GMPに基づく医薬部外品や化粧品の厳格な品質管理システムにより、トキワは製品の企画段階から最終製品の出荷に至るまで、一貫して高品質を維持することが可能となっています。その結果、トキワの製品は国内外多くのプレステージブランドのお客様から高いご信頼と継続したお取引を頂いています。

納期遵守とサービス対応

トキワでは自社グループ内の容器製造工場やサプライヤーとの密接な連携体制を構築。トキワ独自のネットワークが、製品の開発から調達、製造、納品に至るまでの全プロセスのワンストップサービスを可能にしています。

ワンストップサービスによって、納品まで1つの窓口で対応できるため、コミュニケーションの効率化とプロジェクト全体の迅速化を図ることも可能です。

製品の品質だけでなく、業務プロセス全体の効率性と正確性を保証するための厳しい業務品質基準も設けています。生産スケジュールの最適化や徹底された品質チェック、在庫管理の精緻化などが含まれており、生産過程での遅延や品質のばらつきを最小限に抑え、お客様への納期遵守および信頼いただけるサービス対応を実現しています。

トキワ品質によるグローバル生産

トキワは日本国内の製造拠点に加え、中国とフィリピンにも製造施設を展開。海外の拠点は生産能力の拡大だけでなく、トキワの品質基準を世界規模で実践する場となっています。

各拠点では、日本で確立されたトキワ基準の生産・品質管理システムを厳格に適用。製造設備についても日本と同等の高度な機器が導入され、製品の品質が場所に関わらず一定に保たれるよう細心の注意が払われています。

グローバルな品質管理体制を支えるのが、各国で取得している法的許可です。トキワは日本国内で「化粧品/医薬部外品製造販売業」の許可を取得しているのはもちろんのこと、中国においても「生産許可」を取得。これらの許可は、トキワの製造プロセスが各国の厳格な法的基準を満たしていることの証明であり、製品の安全性と品質に対する公的な保証となっています。

■各拠点で所有している許可
株式会社トキワ:化粧品製造販売業、医薬部外品製造販売業
中津川工場:化粧品製造業許可(一般)、医薬部外品製造業許可(一般)、ISO9001
落合工場:化粧品製造業許可(一般)、医薬部外品製造業許可(一般)、ISO14001
瑞浪工場:化粧品製造業許可(一般)、ISO45001
土岐工場:化粧品製造業許可(一般)
駒場工場:化粧品製造業許可(一般)
グローバルロジスティクスセンター:化粧品製造業許可(一般)
坂本事業所:化粧品製造業許可(包装・表示・保管)
昆山永青化妝品有限公司:化粧品生産許可、ISO22716(認証)、GMPC(認証)、ISO9001、ISO14001
トキワ スービック: License to operate as cosmetic manufacturer,ISO22716

強み③トキワのサステナビリティ

トキワが掲げる「トキワサステナブルビューティ」とは、美と環境の調和を目指すアプローチです。サステナブルで人体に優しい製品開発と、環境課題や社会課題の解決に貢献する取り組みの2つの要素から成り立っています。

本章では、この理念の核心となる「トキワサステナブルビューティフィロソフィ」について解説。続いて、具体的な取り組みである「処方(クリーン&グリーン)」と「容器(クリーン&グリーン)」についてご紹介します。

トキワサステナブルビューティフィロソフィ

トキワは高品質な製品を提供するだけでなく、環境課題や社会課題の解決に貢献することにも力を注いでいます。その中心にあるのが「トキワサステナブルビューティフィロソフィ」です。

トキワのサステナブルビューティに対するアプローチは、2つの点から成り立っています。

1.サステナブルで人体に優しい取り組み

トキワでは、天然由来成分の活用や低刺激性製品の開発、生分解性の高い原料の使用など、多様な角度から人体と環境に優しい製品づくりに取り組んでいます。また、化粧品が直接肌に触れるという特性を考慮し、安全性と環境への配慮を両立させる製品開発にも力を注いでいます。

2.環境課題や社会課題の解決に貢献するための取り組み

製造過程でのCO2排出削減、水資源の有効利用、廃棄物の削減などの環境対策に加え、地域社会との共生、多様性の尊重、公正な労働環境の提供など、社会的側面にも積極的に取り組んでいます。

処方(クリーン&グリーン)

トキワでは、欧米の先進的な企業が採用するサステナブルビューティ原料リストをベースに、独自の研究と開発を重ね、トキワオリジナルの適合処方を拡充。国際的な基準を満たしながらも、トキワならではの革新的な製品開発を可能にしています。

「クリーン」:人体に優しいサステナブル処方の実現を目指しています。

肌への負担の最小化:肌に優しい成分を使用し、敏感肌の方でも安心して使用できるよう配慮されています。
不必要な化学物質の排除:有害な化学物質を排除し、安全性と効果性を両立させた製品開発を行っています。

「グリーン」:生態系に優しい処方の実現に取り組んでいます。

生分解性の高い原料の使用:環境に優しい原料を選定し、製品が自然環境に与える影響を最小限に抑えています。
環境ホルモンの排除:環境ホルモンを含まない成分を使用し、環境への影響を考慮した製品づくりを行っています。
マイクロプラスチックの不使用:環境保護の観点から、マイクロプラスチックを使用せず、持続可能な製品開発を推進しています。

トキワの「クリーン&グリーン」処方は、これらの取り組みによって、より安全で環境に優しい製品提供を目指しています。

容器(クリーン&グリーン)

製品の中身だけでなく、それを包む容器においても環境への配慮を徹底。地球環境と生態系に優しい新素材の開発・採用を積極的に行い、環境負荷の低いサステナブル容器の開発に力を注いでいます。

資材調達においても、サステナビリティを重視しています。特に注力しているのが3R(リデュース、リユース、リサイクル)の推進。容器の軽量化や簡素化によるリデュース、詰め替え可能な設計によるリユース、再生可能な素材の使用によるリサイクルを積極的に取り入れています。

トキワのサステナビリティに関する評価

トキワは、「世界中に美と感動と喜びをお届けする」という使命のもと、製品の提供だけではなく、環境や社会に配慮した事業運営を実施。化粧品容器と処方を一貫して研究開発・製造できる環境を持つトキワはその強みを活かし、より環境と人に優しい製品開発を推進しています。

また、トキワはグループ全体で温室効果ガス(GHG)排出量の削減に積極的に取り組んでいます。具体的には、国内生産拠点における電力をCo₂フリー電力へ切り替える取組みや、太陽光発電の導入などにより、再生可能なエネルギーの利用を促進。さらに、2021年からは「Chief Sustainability Officer(最高サステナビリティ責任者)」として担当役員を任命し、長期的な企業価値向上と持続可能な成長を目指す経営アプローチにも取り組んでいます。

国際的な評価で高評価を獲得

トキワは環境非営利団体のCDPから「気候変動」において、2022年~2023年の2年連続で「A-」の評価を受けました。CDPとは、企業や自治体の環境情報開示のための世界的なシステムを有する国際的な非営利団体です。2023年には23,000社以上、1,100以上の自治体を含む、世界中の24,000を超える組織が、CDPの質問書を通じて環境情報を開示しました。

また、世界的なサステナビリティ評価機関のEcoVadisにおいては、2022年に獲得したブロンズメダルよりスコアを上げ、2023年にはシルバーメダルを獲得しました。「シルバーメダル」は、評価を受けた企業のうち上位15%の中に位置します。

まとめ

本記事では、トキワの強みについて詳しく紹介してきました。イノベーションを生み出す独自の開発プロセス、世界最高水準の品質管理、グローバル展開を可能にする生産体制。そして、サステナビリティへの取り組みなど、トキワが化粧品OEM業界において、リーディングカンパニーとしての地位を確立できた理由がお分かりいただけたのではないでしょうか。

化粧品OEMメーカーを選ぶ際、各メーカーがどのような強みや特徴を持っているかを知ることは非常に重要です。トキワの強みをご理解いただき、お客様のニーズに合わせて最適なOEMメーカーをお選びいただければ幸いです。

トキワは、お客様の製品開発のパートナーとして、最適なソリューションを提供いたします。

化粧品開発の悩みをプロに相談できます!

トキワは、国内ではカラーコスメ受託製造において10年連続シェアNo.1*であり

世界最高水準の品質を維持しながら、ワンストップのサポートを提供しています。

化粧品のOEM製造が初めてでも安心してご依頼いただけます。

ぜひご検討ください。

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*参考:株式会社矢野経済研究所「化粧品受託製造・容器・原料市場の展望と戦略」

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