トピックス

日本化粧品工業会の【2022年度 サステナビリティ取組事例集】にトキワの「持続可能な原料調達」が選出されました2023.04.07

株式会社トキワが実施している「持続可能な原料調達」が、日本化粧品工業会 サステナビリティ推進委員会が発行している【2022年度 サステナビリティ取組事例集】に選出されました。本事例集に掲載された当社の取り組みをご紹介いたします。

「2022年度 サステナビリティ取組事例集」発行の背景

日本化粧品工業連合会は、2014年に環境・サステナビリティ委員会(現・サステナビリティ推進委員会)を発足、翌年8月には『サステナビリティ指針』を策定し、2017年からは毎年、会員企業によるサステナビリティ活動の取組事例をまとめ、発行しています。

この数年、サステナビリティに関する社会の関心は高まりを見せていますが、地球温暖化の進行が原因と考えられる異常気象や自然災害の頻発、紛争や軍事侵攻なども含め、課題は一段と深刻化しています。同時に、企業活動における取り組みに対して向けられる社会の目も年々厳しさを増しております。サステナビリティ推進委員会では、こうした動向もふまえながら、化粧品業界として目指す方向をより明確に示すべく、この4月に 『サステナビリティ指針』を改訂、「2022年度 サステナビリティ取組事例集」を発行いたしました。

参照:「2022年度 サステナビリティ取組事例集」https://www.jcia.org/user/approach/sustainability/cases

トキワの取り組み「RSPO※1のSC認証」

パーム油は、東南アジア等を中心に生産されるアブラヤシから採取され、世界中で食品や化粧品、バイオマス燃料などの多様な用途に使用されています。一方で、アブラヤシ農園の拡大により熱帯林が破壊されるなどの環境問題や生産国の農園労働者への深刻な人権労働問題も指摘されています。

このような中、原材料産地の社会課題や環境に配慮する持続可能な原料調達へ取り組むことを決め、当社は2019年にRSPOに準会員として加盟、2021年より生産工場のSC認証取得を進めております。当社はパーム油を使用する企業として、今後も自然環境の保全や社会への影響に配慮し、持続可能なパーム油の普及へ貢献していきます。

トキワの取り組み「FSC®認証」

持続可能な材料調達を進めるため、木製製品についてFSC®のCoC認証※2 を2021年10月に取得いたしました。 FSC®(Forest Stewardship Council®、森林管理協議会)は、限りある森林資源を将来にわたって使い続けられるよう適切に管理された森林から調達された林産物に対する国際認証制度です。FSC®認証を受けた製品は、適切に管理された森林に由来する製品であることを表す環境配型の商品であり、専用のロゴマークを使用することが可能です。

当社は森林資源が豊かな岐阜県中津川市にて、1948年に鉛筆生産を祖業とし、木軸のアイブロウやリップライナーなどの化粧品製造を行ってまいりました。 木製繰り出し容器は、繰り出し容器の一部を木材に置き換えることにより、最大約60%のプラスチック削減が可能となる新しい開発品で、アイブロウ ペンシル、アイライナーペンシル、リキッドアイライナー向けの容器をラインナップしています。

​日本化粧品工業連合会とは

日本化粧品工業連合会とは1959年7月24日に設立された「日本化粧品工業連合会」は、東京化粧品工業会、中部化粧品工業会、西日本化粧品工業会の地域3工業会によって構成されており、2023年4月1日に地域3団体の傘下会員が直接参画する新統一団体(日本化粧品工業会)に改組しました。日本化粧品工業会は、人々の幸福と持続可能な社会の実現に貢献していきます。

参照:「日本化粧品工業連合会公式サイト」https://www.jcia.org/user/

ページトップへ