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「常在菌で肌悩みのない社会を作りたい」採択者インタビュー#03『東京理科大学』柴田未央氏

こんにちは。TOKIWALab.運営インターン生の西川です。今回は最後の採択者インタビューです。UBLOMEの柴田未央さんにお話しを伺います。

TOKIWALab.を通じて夢を実現可能に!

本日はお忙しい中インタビューを引き受けて下さりありがとうございます。初めにTOKIWALab.に参加されたきっかけを教えてください。

柴田:自分の弟がアトピー性皮膚炎で悩んでいたということもあり、肌が弱い人を助けることができるようなプロダクトを作りたいという思いがありました。そんな時にFacebookで審査員の酒井さんがTOKIWALab.の紹介をしているのを拝見し、本プログラムに興味を持ちました。

ありがとうございます。では、本プログラムを通じて受けることができるサポートのどこに魅力を感じましたか?

柴田:様々な業界、バックグランドの審査員の方々のメンタリングが非常に魅力的だと感じました。実際に審査を通じて話していく中で、自分の頭に浮かんでいるアイディアを具体的にどのようにプロダクトに落としこんでいくのか、そしてそのプロセスをどのように進めていくかということを整理することができましたね。また、自分の専門ではない流通やマーケティングの部分でのフォローもとても役立ちました。

では、本プログラムに採択されるまでに困難だったことはありましたか?

柴田:実はまさか今回採択していただけるとは思っていなくて。自分のアイディアや作りたいものに対して化粧品業界の方々がどう感じるのか、どのように評価するのかを知りたいという気持ちで参加しました。実際に審査が進んでいく中で、一人でプロジェクトを進めることに限界を感じ、仲間を見つける必要性を強く感じています。採択されるまでの困難よりも今後の課題の方が多いと感じています。

なるほど。今後はどのようにそのような課題を乗り越えていこうと考えているのでしょうか?

柴田:TOKIWALab.との協力はもちろんのこと、大学の副学長の方がこのプロジェクトを評価して応援してくれているので、今後は大学内での仲間探し、人脈作りができればと思っています。

「私」だからこそできること

では、ここで簡単に今回採択された案についてご説明してください。

柴田:人それぞれ異なる肌の上の常在菌を調べ、その菌叢のバランスを整えるようなスキンケア商品を提供するという案です。

ありがとうございます。冒頭で弟さんが小さい頃アトピー性皮膚炎で悩んでいたというエピソードをお聞きしましたが、今回の案に至る動機としてやはりそのことが大きく影響していますか?

柴田:そうですね。弟を見ていて、やっぱり見た目のコンプレックスが精神に及ぼす影響は凄まじいなと強く感じていて。多感で様々なことに挑戦できる時期に、コンプレックスが原因で挑戦することができないって、とてももったいないなと思いました。この経験をきっかけに、各自の肌の状態にあったスキンケア商品を提供することで、人々の肌への悩みを解消し、皆が本当にやりたいことにエネルギーを注ぐことができる社会を作りたいという強い思いをもつようになりました。

そのような経験をされたからこそ、審査員の方々にも柴田さんの強い思いが伝わったのですね。では、TOKIWALab.の価値観で共感する部分はありましたか?

柴田:やはり、「クリーンビューティー」や「サスティナビリティー」といった価値観ですね。人間は人間だけで生きているのではなくて、自然界の中で自然と共生しながら生きているので、個人的に自然を排除しない社会が理想的だなと思っています。そうした私の価値観と御社のクリーンビューティー、サスティナビリティーといった価値観はとても近いものではないかと考えています。

ありがとうございます。今回の案が実現した時に、どのようにクリーンビューティー、サスティナビリティーに貢献していきたいと考えているのでしょうか?

柴田:私の案だと、その人の体の状態にあったスキンケア商品を提供することができるので、無駄なプロダクトを買う必要がなくなります。コスメロスという問題の解決につながりますし、クリーンビューティーに貢献することもできるのではないかと思っています。


では最後に来年度開催予定の第二回TOKIWALab.に参加する方々へのメッセージ・アドバイスをお願いいたします。

柴田:大学生や畑違いの方、熱い思いを持っていてもどう行動を起こせば良いか分からない方に、まずは「TOKIWALab.のウェビナーに参加して話を聞く」ということだけでもやってみてほしいなと思います。私も参加する前は「大学生が参加して良いのかな」と不安に思っていました。でも、実際一歩踏み出してみると意外と様々な人からサポートを得ることができました。「やりたいことのためにまず行動を起こしてみる!」ということがとても大切だとお伝えしたいです。

最後に


現役大学生でありながら、ご自身の経験から考えたことを社会に還元したいという強い思いをお持ちの柴田さんにお話しを伺いました。ありがとうございました!

次回は、TOKIWALab.で審査員を務められた今田さんにお話しを伺います。

概要:UBLOME https://ublome.com/

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